就職活動する人は必見!学生時代に経験しておくべきオススメ6選

サラリーマンとして
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みなさん、こんにちわ!
2020年より発生し継続中のコロナ禍により、全世界的に生活が一変していますが、いかがお過ごしでしょうか?

そろそろ就職を...と考える時期に来ている就職活動中の人、いらっしゃると思います。

私は現在籍している会社は大学卒業後に入社した会社とは違い、転職で入社したところです。

新卒として就職活動するときも、中途として就職活動するときも避けて通れないのが、入社希望する会社との面接です。

そこで、私自身がどのような経験を積んできたのか、どういったことができるのか、どういったことを入社希望する会社にもたらすことができるのかを、いわば『プレゼン』するわけです。

今回はアラフォーとなった私が、就職活動するよりも前にやっておけば良かったことを紹介し、一人でも多くの就職活動する方々の参考になればと思って、まとめていきたいと思います。

1)経験して良かったこと

①海外留学(国際交流)

海外との取引や入社した会社で海外勤務する可能性があります。
そのようなときに現地(海外)に飛び込んで生活した経験を生かすことが期待できます。

現地の営業所に赴任する!
となったときに仕事をするだけでなく異文化での生活をしなければなりません。
異文化で生活した経験がある場合は、日本だけでしか生活したことが無い人よりも必ずアドバンテージになります。

現地に赴任する場合は、独り身であれ家族持ちであれ、現地に住んで食材を買って自炊をしたり、現地のレストラン等を利用して飲食したりしなければなりません。
海外との取引先と仕事で関わりを持つ場合は、赴任とは違って現地に住むということは限りなく少ないとは思います。しかし、海外の生産工場や営業所を打ち合わせ等で回る場合に数日から数週間単位で日本国外で過ごすということも出てくるでしょう。その場合には、現地のホテルに泊まり、近隣のレストラン等を利用することがあります。
こういった場面のときに、海外で生活したことがある場合は、臆することなく現地の生活圏に入っていき、人間として必須の『食う寝る』をやり遂げることができるわけです。

私は大学時代にイギリスに1か月程度夏季期間の語学留学で現地で自炊生活をしたことがあります。英語を話すことは得意ではありませんが、色んな国から集まってきていた各国の大学生と何気ない話をしたり、現地のスーパーマーケットで買い物して自炊したりしていたので、アラフォーになる現在でも『突然海外に出張に行ってくれ!』と言われても臆することなく出張に行くことができるメンタルを持っています。

私は仕事内容的に、東アジア圏(中国、台湾)への出張が多いです。あとはシンガポール、インドといったところですね。
シンガポールや台湾は特に不自由無いですし、中国は今まで10回以上出張で行っているので慣れた感じです。インドについては衛生面とか食に躊躇したところはあります。

②学生時代のアルバイト

世の中の厳しさを知り、収入を得るために必要なことを学べる貴重な体験だと思います。

社会へ出ると、百戦錬磨のベテラン社会人と横並びで見られます。
『これくらいで良いよ!』といった甘えは許されない社会に身を投じる
わけです。

例えば、小売店に就職が決まり店員として働いているとしましょう。
買い物に来た客にとっては、新人だろうが中堅だろうがベテランだろうが『一店員』ですから、店員として知っていて当たり前だろうという認識で質問してきたり、時にはクレームを入れてきたりするでしょう。

新人教育で色々イロハを就職してから教えてもらえる機会があるとはいえ、世の中に出て働いたことがあれば、『私にもできるんだ!』という自身につながります。

働く場所や環境によっては、アルバイトと正社員で色々違いがあるかもしれません。
でも、少しでも社会に出て働いたことがあれば、社会の雰囲気を経験することができるという点でプラスに働くと思います。

私は大学4年間の間に自宅近くのスーパーマーケットにアルバイトとして雇ってもらいました。
現在の私はスーパーのような小売業ではなく、まったくの異分野で働いているので、直接プラスに働くとは思っていません。
でも、スーパーでは品出しだけでなくレジ打ちや棚卸などいろいろな経験をさせてもらい、特に品出しの際には買い物に来られた客と接客をすることがあり、そのときの会話のやりとりが現在の取引先との折衝や電話応対などにつながっていると自負しています。

アルバイト時代)
『相手(客)に心地よく買い物してもらうように接客するという心得』
現在の私)
『取引先との交渉時に、win-winになるよう配慮して打ち合わせをする姿勢』

アルバイトについては、同じところへ長く勤めてみるのも良いし、短いスパンで色々なところを経験してみるのも良いかもしれません。
私の場合は勤め先の待遇(時給)が当時の相場にしては良かったし、自宅から近くて通いやすいという環境面の良さから、大学時代ずっと勤めましたが、アルバイト先を色々変えるという場合ならば、自身の見聞を広めるという点でそれも良いと思います。

③パソコンのスキル習得

パソコン無く、手書きだけで事が済むという職場は『ゼロ』とは言いませんが限りなく少なくなってきています。
経験上、言っておきます。

Excelは基本的なところは使えるようになっておいた方が良いです!

可能ならば、パソコンの資格を持っていれば有利に働く場合があります!

私は分野的には現在製造業(職場は管理間接)で働いています。
仕事的に製造現場の人たちとかかわること多いのですが、現場の人も業務によってはパソコンを使って資料を作ったり作業したりするので、パソコンの扱いに慣れておいた方がよいです。
現場でも職長とかリーダー的な役職になれば、月次の報告資料を作るのにパソコン必須ですし、管理間接部門となればなおさらパソコン必須です。

私が属している職場は、Word(文章作成)はあまり使っていません。
でも、Excel(表計算)は毎日といってよいほど使います。
というか、無くてはならないレベルです!

私はパソコンの資格としては、MOUS検定のExcelとWordの両方を取得しています。
Windowsで有名なMicrosoft社の公式国際資格です。
※2021年現在は、MOSという略称になっているようです

『私はこのくらいパソコンを使えます!』と自己評価するよりも
『この人はExcelやWordをこれくらいのレベルで使いこなすことができるよ!』
とMicrosoft社が客観的に事実認定してくれているので、面接官へ与える印象も違ってきます。(絶対ではありません)

大学時代に取得したものなので内容としては古いです。
みなさんご存じのように、MicrosoftのOSやアプリケーションソフトは年毎にバージョンアップされていくので、私が取得した当時の資格の効果は現在ではあまり無いかもしれません。
しかし、取得したころは就職活動中の履歴書に記載することができましたし、面接等でも有利に働いた事実があります。

またパソコンの動作に慣れておくという点が現在でもパソコンを色々つついてみようという積極的姿勢を養うという点でプラスに働いているので、受けていて良かったなぁといまだに思います。

2)経験しておけば良かったこと

①インターンシップ

特定の職の経験を積むために会社や組織に一時的に属して労働に従事する制度です。
学校を卒業して会社に就職した際に『こんなはずではなかった!』とミスマッチになるまえに、その会社の雰囲気を直に感じられるという点でご自身のプラスに働くと思います。

実際に私の友人はインターンのプログラムを使って会社に入ったのですが、会社の求人資料や面接等では得られない生の体験ができた!と喜んでいました。その経験により、その会社に就職したという場合もあれば、思っていた会社と違った!と認識してほかの会社へ就職したという場合もありました。
入社して早期離職する人は、、、
『思っていた仕事内容、やりたい仕事内容と違った』
という理由があります。
若年者の離職理由ランキングで15個ほど挙げられている理由のなかで、上位5番目にランクインしているほどです。
男性:2位(回答率 29.9%) 3~4人に1人の割合
女性:5位(回答率 23.4%) 4~5人に1人の割合
独立行政法人労働政策研究・研修機構より

せっかく就職したのに、早期に離職してしまっては、会社にとってもあなたにとっても、もったいないことになります。

私が属していた大学では、日本国内の会社へのインターンと、海外の会社へのインターンの両方がありました。
当時は大学2年から活用することができたのですが、当時の私は引っ込み思案の性格が壁になり、折角の機会を逸してしまいました。
もし、あなたが現在属している学校等でインターンのプログラムがあるならば、せっかくの機会なので利用してみることをおすすめします!

②外国語の習得

あって損はありません。むしろ就職先や属している会社内での配属先や出世コースなどの幅を広げるという点で非常に有利になると思います。

これだけグローバル社会となっている世の中で、
『日本語しか話せません、書けません』という人材よりも、
『英語を読み書きを流ちょうにできます!』という人材の方が、求人する会社にとって『採用したい!』という理由付けになることはイメージしてもらえると思います。

失礼な書きまわしになるかもしれませんが、日本国内で外国の人たちとまったく接することなく細々と仕事してますし、今後も変わりません!という会社や職場ならば、外国語の習得は不要かもしれません。

しかし外国の人たちと接しながら仕事をする機会は意外に多いのです。
私が実際に体験するまで信じられなかったところでいえば、
・製造現場での外国人雇用により、一緒に働く際のコミュニケーション
です。
中国人、中南米の人たち、東南アジアの人たちと一緒に仕事をしている現場を見ることが多く、その現場を仕切っている職長さんは『英語とか外国語を学んでおけば良かった!』という声を聞くことが多かったです。
いちおう、日本語をある程度勉強して来られている人が多かったのですが、それでもいざというとき等に外国の人たちの言語を読み書きできれば、流ちょうにコミュニケーション取れて助かりますよね。

私の場合は、業務的に海外の取引先と英語を活用してメールのやりとりをしたり、海外の現地工場に行って現場監査したり、商談したりする場面が年に何度かあり、その時に英語が必須です。
現地で生活するときや観光で訪れた際に使う英語レベルであれば、ある程度読み書きできるのですが、ビジネス英語レベルとなると話は違います。間違った英語表現をして問題に発展してはいけませんし、交渉のときにニュアンスの違いで相手にうまく伝わらなかったりしてはいけないので、英語に精通している他部門の人を通訳として同行してもらっている状態です。

海外出張時も、私の会社へ相手が商談に来た時も通訳に入ってもらっているのですが、会社としては業務に2人の人材を割いていることになります。これがもし私一人で流ちょうに英語を読み書きできればどうでしょうか?
人材を割くという事は、そこにコストが発生しているので、少ないコストで業務を遂行できる方が会社にとってメリットがあると理解できると思います。

③自己分析

私が新卒として就職活動していた2000年代初頭でも同様に言われていたことです。
自己分析ができないと就職に不利に働くことがあります。

新卒の就職活動を例にとりますが、、、
活動は、以下の3つの流れがあります。

1.準備期間
2.説明会参加
3.会社面接等参加

上記流れのなかで、『1.準備期間』においては、
・自己分析
・業界分析
・企業分析

が必要となってきます。

この際、一番最初に重要になってくる自己分析をちゃんとできるかどうかで後の業界分析~企業分析、どういった会社に応募するかなどに関わってくるので非常に重要です。

自己分析をする理由としては以下挙げられます。

・自分の特性を知り、どの分野や会社に向いているかの方向性を理解すること
・他人や会社に面接時等で採用に値するか理解してもらいやすくすること

自己分析ができていない、もしくは適当にやってしまうと以下のような事態に陥ります(経験あり)
・何をしたいのか方向性が定まらない
・色々な業界に手あたり次第に就職希望して無駄に終わる
・面接時に自身の一貫性が無いことがバレて不採用になる

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回紹介してきたことは、あくまで基本的な概念及び知識です。
あなたが希望する就職先によっては更に資格や経験が必要だったりします。

これらを経験したり習得していると、社会に出て働く際に自分の希望する会社や組織に就職しやすくなったり、仕事をする際に有利に働いたりすることも出てきます。
海外留学については、コロナ禍である2021年現在においては経験することが難しいかもしれません。
しかしそれ以外のことについては経験するための敷居はそこまで高いとは思いません。

私にはできない!無理!
とか、否定的な考えから入る前に
『まずはやってみる!』
という気持ちをもって取り組んでみようと一歩踏み出してみてください。

私は海外留学の募集(試験および面接あり)が大学内で掲示板に張り出されていたことを母親に伝えると、
『こんな機会は無い。試験受けてみなさい!』と後押ししてくれました。
後押しが無かったり、後押しされたとしても
『やっぱり無理...』と考えていたら、もしかしたら二度と海外留学のチャンスは無かったかもしれませんし、現在の私の意識(海外の人と仕事をすることに壁意識を持っていない)も違っていたかもしれません。

就職活動時において入社希望する会社への履歴書の提出と面接は、あなた自身を売り込んで採用してもらうためのプレゼンです。
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