マイホームに書斎は必要!?狭いスペースを有効活用した実例を紹介!

快適な住まい
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みなさん、こんにちわ!
今回はマイホームに取り入れたい『書斎』についてです。

2020年から始まったコロナ禍の影響を受け、各企業が在宅勤務を推進しました。
それにより各ご家庭でお仕事をする機会が増えたようです。
そのためお家で落ち着いてお仕事をする場所として『書斎』が欲しいなぁ!という方も増えているようです。

ということで、今回は『書斎』について色々とみていきたいと思います!

1)書斎とはなにか!?

①書斎に求められる機能

書斎とはなにか!?
からみていきましょう。

書斎(しょさい)とは、
主に知識人や文人の居宅に設けられた、読書や書き物をするための部屋。
書庫が単に書物を保管することを目的とするのに対し、書斎には蔵書とそれを収める本棚の他に、机、文房具(文房の道具の意)などが備えられる。
所有者が小説家や評論家など著述を職業とする者である場合は、その仕事場ともなる。
昭和前期までの日本の書斎は畳に和机であることが多かったが、次第にデスクと椅子に移行し、現在ではパソコンが置かれることも多い。(途中省略あり)

ウィキペディア(Wikipedia)

ウィキペディアから引用させていただきましたが、このように書斎は富裕層などの邸宅にある部屋というイメージが私は強かったです。和的なイメージですね。

私はマイホームの購入を考えた際、各地の住宅展示場などを見に行きましたが、モデルハウスによっては書斎を設けているところもありました。ただモデルハウスにある書斎は洋風な書斎が多かったです。こんな感じですね↓

このように現在の住宅事情からいくとお家でパソコンを用いながら仕事をするという場所という目的になっているようです。

②書斎を求めている背景について

『コロナ禍による各企業の在宅勤務推進』
これが多大な影響を及ぼしているといえるでしょう。

コロナ禍以降に急激に取り入れたところが増えました。
それまでは一部の企業や業種によるくらいだったようです。
これらは東京都が都内企業1万社に対して調査した『テレワーク導入状況』のデータでご理解いただけると思います。

2019年と2020年を対比して約2倍以上の増え方を見せています。
※コロナ禍前が2019年、コロナ禍初年度が2020年です
2019年度がテレワーク導入済みの企業が25.1%で2020年度が57.8%となっています。

我が家がある地方都市や企業の業種によってはテレワーク導入ができないということもありますが、この先も少しずつテレワーク導入が増えていくことは間違いないと思います。
私の会社の仕入先さんなんかは週のうち数回はテレワークという体制に2021年から変わったところもあり、完全テレワークではなく半分テレワークという形態に落ち着いていくのではないかと思います。

私の会社は今のところテレワークの導入は無いようですが、時々ちょっとしたお仕事を自宅に持って帰って作業することがありますし、今後テレワークを導入するということも可能性とはあります。また、私のように自宅でブログを書いたりという落ち着けるスペースとして必要な場合もあるでしょう。

2)書斎の導入例(我が家の実例)

①書斎の全体像

写真は我が家の書斎です。スペースとしては0.45㎡程です。
畳に換算すると1枚の畳の3分の1くらいのスペースだと思ってください。
マイホーム(戸建て)の購入を検討する際、最初から書斎部分を含めてもらうように依頼していました。

ここではパソコン作業を主にするようにしています。
ノートパソコンをモニターに投映し、外付けのキーボードも付けて作業するようにしています。
ご覧のとおりパソコン類だけでスペース的にいっぱいなので、書き物まではここではできません。

②書斎に持たせている機能

パソコン作業をするための機能しか持たせていません(笑)
リビングの一角に設定しているため、これくらいの面積しか取れなかったのが理由です。

このスペースは作業スペースの上に2段ほどの物が置けるスペースになっており、書斎作業に使う関連の書類や小物類などを収納しています。(整理できていないので写真は撮っていません 笑)

この書斎スペースは家を建ててもらった
工務店さんに「造作」としてつくってもらいました。
我が家がお願いした工務店さんは健康志向のところなので、白い壁は漆喰で机部分やパソコンのキーボードを置いている可動式の引き出し部分などは無垢のヒノキの板です。
モニターを置いているディスプレイ台も無垢の板です。(木材の種類は忘れた)
ちなみに台は私の手作りです!
家自体が無垢材ですので、ディスプレイ台も無垢材にこだわりたかったのと、市販の台は私の考えている予算より高かったのと、台を作った当時はコロナ禍初年度で会社が休業体制を取っていたこともあり、DIYをする時間が結構取れたので自分でやってみようと思ったわけです。

③我が家の成功例(メリット)

1.作業に集中できる

壁で囲むようにスペースを作ってもらったので作業に集中できるようになっています。
お家だとほかの家族もいますし、我が家の場合はリビングの一角にあるのでテレビの音なども入ってくるのですが、作業に集中したい場合はイヤホンして音楽を聴きながらすれば、ほぼ気にならない状態で作業ができます。

2.壁部分にコンセント類、ネット回線の穴等を事前に設置済み

これは工務店さんのファインプレイで準備してくれたので助かってます(笑)。
実は書斎スペースを工務店さんと打ち合わせをしているとき、このスペースにコンセント類やネット環境の必要性を度忘れしておりました。
なので打ち合わせ通りであれば、書斎スペースにコンセントが無いため、リビングの他の場所から延長コードなどを使ってつなぐ必要があったのですが、それを回避することができました。

実は我が家は家が完成した後、「完成見学会」ということで一時的に一般公開していた時期がありました。その時に工務店の営業担当さんや設計担当さんなどが我が家の書斎スペースを見たときに「コンセントが無くて不便だ!」と気づいてくれたのです。そこで急遽営業担当さんが工務店専属の大工さんに依頼して後からになりますがコンセント類などを設置してくれたみたいです。

3.いろいろなレイアウトを試すことができる

我が家は写真のように「ノートパソコンのデスクトップ化」をしています。

時々外出先でパソコン作業をやることがあるし、家の書斎スペース以外でも使うことがあるためノートパソコンにしたのですが、やはりデスクトップタイプのパソコンのようなキーボードや大きめのモニターでの投映の方がやりやすいからです。

参考までに我が家のパソコン関連の仕様を記載しておきます(2022年5月時点)

アイテムメーカー名名称等仕様等型番
パソコンMicrosoftSurface
Laptop Go
スクリーン 12.4インチ,
外形寸法 278.18 mm x 205.67 mm x 15.69 mm
Core i5メモリ 8GB,SSD 128GB
THH-00034
マウスLogicoolサイレント
ワイヤレスマウス
重量 75.2g(電池含む)
単三乾電池式
M221CG
キーボードElecom有線
フルキーボード
USB-A オスコネクタ, ブラック
109キー(日本語配列)
TK-FCM104BK
ドックサンワ
サプライ
ドッキング
ステーション
USB3.2 Gen2対応Type-CUSB-DKM1
モニターユニテク液晶テレビ32インチ, 4.9kg
742×506.8×196mm(幅×高さ×奥行)
LCU3202L
外付けHDDBUFFALOポータブルHDDUSB3.1(Gen1)/USB3.0/2.0
1TB, ブラック
HD-PCFS1.0U3-BBA

それぞれのアイテムの使用感等については別記事で紹介させていただこうと思います。

④我が家の失敗例(デメリット)

1.書斎で必要な面積をちゃんと試算していなかった(せまい…)

前述しておりますが、書き物までするスペースが取れません…。
・工務店さんへの依頼時のミス
・工務店さん側からの確認時のチェックミス
・書斎というものへの自信の認識不足

工務店さん側に書斎が欲しいことを伝えるときにパソコン作業をすることは伝えました。ただ書き物まですることは伝えていなかった事と、工務店さん側から「これくらいのサイズ感で良いですか?」と聞かれた際に、特に気にしていなかったので、「良いです」と二つ返事をしたのがマズかったと思っています…。

2.照度を考慮していなかった(暗い…)

夜間に作業するときに暗いです…。
なので、後付けで簡易的な照明を付けたほどです。

天気の良い昼間はまったく問題ありません。でも夜になると書斎スペースと他スペースとの間に仕切りのための壁があり、またリビングの照明の位置との関係性から光があまり届かないのです。

私のように書斎スペースで書き物をあまりしないのであれば何とかなるかもしれませんが、照明はあった方が良いです。

3)書斎を取り入れるには!?

①新居を計画するときに取り入れる

新居を考えるときに一緒に書斎の事も考える方がスムーズです。
これは戸建てでもマンションでも、どちらも一緒です。

別記事でも触れていますが、後から何かしよう!とか対策を考える方が面倒なことが多いです。

よって、新居を計画するときに一緒に検討しておきましょう。

②お家をリフォームもしくはリノベーションする時に取り入れる

もう一つの方法としては、リフォームやリノベーションの時です。

新築と違い、今ある形からの変更となるため、形(間取り)やサイズなどに多少制限があるかもしれません。
それでもプロに頼めば色々と自分では気づかなかった形で提案してもらえる可能性大です!

どこにリフォームやリノベーションを頼んだら良いか検討していない方や、迷っている方は下記リンク先からご検討ください。

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③書斎の検討について(我が家の失敗例を元に)

1.作業スペースのサイズを考えよう

スペースで何をするかを想像しておきましょう。
パソコン+書き物をするならば、それだけのデスクトップ面が必要です。
私のようにノートパソコン(12インチ程度)であれば、畳3分の1程度で十分ですが、書き物もするならば、プラスアルファのサイズを入れた方が良いです。

2.お家の他のスペースとの位置関係

自分自身の体のスペースを考えておきましょう。
イスの生活、地べたに座っての生活、どちらにしろ作業スペースだけでは成り立ちません。

3.音環境は大丈夫!?

WEB会議などを行なうならば、会議の邪魔にならないように周囲の音が入らないように配慮が必要です。
書斎の場所自体をリビング等から離すか、防音の囲いをするか等、検討しておきましょう。

4.照度は大丈夫?

夜間や天気の悪い日のことを考え、照明は考えておきましょう。

5.コンセント類にご注意!

電子機器類を書斎で使うならば、コンセント類は必須です。
また、書斎付近で家庭内のネット機器を据え付けるならば、ネット用のコンセントなどを用意しておきたいですね。

まとめ)

いかがでしたでしょうか?
今や書斎で行なう作業といえば、パソコン作業が中心かもしれませんが、書き物など他のこともするならばプラスアルファのスペースも考えて検討しておきましょう。

書斎メインでリフォームやリノベーションを考慮している場合は、書斎について細かく検討されると思いますが、新築として戸建てを考える場合では、書斎はお家の間取りのメインではなかなか無いので、十分検討しないまま家を建ててしまったということも起こりえます。

我が家の失敗例を糧にしていただき、決して妥協せず、素晴らしい書斎を築いてくださいね!

おさらいです↓

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