子どものいる家族構成でお家(戸建て)を建てようと思っている!
家にトイレはいくつにしたら良いの?
実際に住んでいる人の事情を知りたい!
という状況のあなた!
今回はそんなあなたに
我が家の状況(夫婦、子ども2人の計4人家族)
を実体験をもとに紹介していこうと思います。
この記事を書いた私の実状(トイレの数を考えたタイミング)ですが...
・子どもたちは食事のたびにトイレに行きがち
・上の子は小学生になり、下の子は幼稚園に入るタイミング
・起床時間は私が一番最初で、残り3人が同じタイミング
・男3人、女1人の家族構成
こういった状況でした。
我が家の生の状況をお伝えしているので...
・似たような状況にある方
・実際には住んだ状況はどうか?
というあなたにとって参考になると思います。
ぜひ参考にしてみてください!
1)トイレが2つあって良かった!我が家の結論
我が家はトイレを2つにしました!
結論として2つあって良かったと思っています。
1階に1つ、2階に1つです。
1階のトイレはリビング横に、2階は階段をあがったところに設置しています。
1階がメイン使いで2階はサブ的な使い方をしています。
夜間とか、1階のトイレを誰かが使っているときに利用する感じです。
あとは、落ち着いてトイレを使いたいなぁと思ったときに利用するのが2階です。
2)2つにした決め手
①我が家が2つにしようと思った点
1.トイレを使うタイミング
家族間で使うタイミングが絶対に重なる!と予想できたからです。
新居に引っ越すタイミングでは、夫婦および小学生になる子どもと、幼稚園に入る子どもの4人構成でした。
私だけが朝起きるタイミングが早いので、他の3人と重なることは可能性が低いのですが、3人は確実に時間帯的に重なるだろうことが予想できました。
落ち着くはずの我が家でイライラしながらトイレを待つ…。
そんなのはイヤだ!と思ったので、2つにしようと思いました。
2.寝室から近い所にトイレが欲しい…
二階層の戸建ての場合、間取りとして2階部分に寝室をもってくる場合が割合として多いと思います。
夜中に目が覚めてトイレに行くという場合に、1階のトイレまで行くのは面倒です。また、子どもが夜中に目が覚めた時にトイレに付いてきてほしいと言われることもあるだろうと思いました。
3.家族構成から必要だ!?
子ども2人の年齢差を考えると、これから小学校~中学校~高校と近い学年で生活していくので、確実にトイレを使うタイミングが重なると思われました。
②2つにしようか?悩んだ点
1.間取りのスペースが小さくなる
2つめのトイレを間取りに取り入れる分、全体的に面積から物理的にトイレ分のスペースを使ってしまいます。
家を建てるための資金があるならば、家自体の面積を広くすれば良いのですが、一般的には限られた予算&スペースの中でどうするか?ですので。
2.掃除などのメンテナンスが2倍かかる
トイレはどうしても汚れやすい場所なので、こまめに掃除などをしないとすぐにイヤな臭いが発生したり、見た目的に汚くなります。
3.衛生用品を2か所に用意しないといけない
トイレに対して必ずトイレットペーパーは必要です。2か所あるということは同時に2ロールは必要ということです。
また、女性が多いご家庭では衛生用品をそれぞれのトイレに設置する必要性もあるでしょう。
我が家は4人家族のなかで女性は妻だけだったのですが、それでも両方のトイレに衛生用品を設置したので。
3)トイレの数を決めるための7ステップ
①現状把握の4ステップ
まずはあなたの家族構成において、1つだけで良いか2つにしたほうがよさそうか?の条件を洗い出してみましょう。
1.まずは家族構成を考える
あなたの家族は何人ですか?
子どもがいなくて夫婦2人だけというならば、トイレを1つという選択肢もあるでしょう。
人数が多いほど、トイレの数は複数考えておいたほうが個人的経験則からいうと良いです。
子育て世代のうち、子どもがいる人数は1人もしくは2人が多いので、3~4人家族ということになります。
3~4人いれば、トイレのタイミングが重なることは多いと思います。
2019年に厚生労働省が調査した『国民生活基礎調査』によれば、
「児童のいる世帯」は1122万世帯との事。
この世帯のうち児童が何人いるかの割合をみていくと…
※カッコ内の割合は児童のいる世帯1122万に対して
児童が1人いる世帯は525万世帯(46.8%)
児童が2人いる世帯は452万世帯(40.3%)
児童が3人以上世帯は144万世帯(12.9%)
2.家族の各個人の特徴をおさらいしよう
家族であっても特徴は人それぞれです。
私のように落ち着いたタイミングが無いと便通が良くない人もいれば、我が家の長男のように食事をとればすぐに便通があるという人など様々です。また、人によってはトイレに一度入ったらなかなか出てこないというのもあるでしょう。そういった場合にトイレが1つしかない場合に、あなたが便意をもよおしたら...!?
3.家族の各個人の生活リズムを想像しよう
夫婦間で朝起きるタイミングが違うこともあれば、子どもにおいても違うことがあるでしょう。
トイレに行くタイミングが重なることが多いのは、朝起きてすぐです。
我が家の場合は私だけが朝早く家を出て会社に向かう事情があるため、他の3人と違って早く起きているため、トイレが重なることは基本的にありません。でも、ほか3人については重なっているそうです(笑)
トイレを2つ設置していてよかったと思っています。
4.過去トラは無いか?
家を建てようとする前、現時点において失敗した経験はありませんか?
たとえば、トイレを使おうとするタイミングが重なって、もらしてしまったとか、トイレを使うタイミングが重なることが多くて家族間(たとえば子ども同士のけんか)などがあった等。
こんな場合は、素直にトイレを2つ以上にしておいた方が無難です。
②選択の3ステップ
1.家族構成上、1つにできるか?
たとえば子どもふくめて3人の場合は1つでも良いかもしれません。
経験則上、4人以上の場合はトイレを2つ以上にしておいた方が無難です。
2.間取りの適正化で1つにできるか?
たとえばトイレを複数にする必要性が夜間寝ているときに寝室から近い方が良いから、寝室のある2階にも設置したい!それによってトイレの数が複数になる…という場合。
※1階にあるトイレは主に日中起きているときに使用する。家族間で使うタイミングはあまり重ならない
このような場合は、寝室自体を1階に間取りとして配置するなどして工夫できるかを検討しましょう。
3.最終的な判断
今までのステップを踏まえて、どうしても複数必要だ!と認識したら、その場合は2つ以上を間取りとして考えておいた方が良いという答えになります。
まとめ)
いかがでしたでしょうか?参考になる部分はありましたか?
我が家は4人家族の構成で、子どもが2人いるということは前述しておりますが、頻繁にトイレを使うタイミングが重なります(笑)
よって、トイレを2つ用意しておいて良かった!と何度も感じます。
また、2022年においてコロナウイルス感染症に家族全員かかったときも、トイレが2つあってよかったなぁと思いました。
リビングや寝室などと違って、その居住空間にずっといるわけではないですが、間取りとしては絶対に必要となる場所なので、今まで紹介してきたステップで考えることによって、決められたら良いと思います。
ちなみに我が家は1階のトイレに男用便器も設置しているので、実質トイレは3つあるような状態です。
なので、例えば妻が1階のトイレを使っているときに、子どもが1階の男用トイレを使うこともしているし、その同時タイミングで誰かがトイレに行きたくなったら2階のトイレを使うということもしているので、タイミングが重なることで苦労することが無いという良い状態です(笑)
男用トイレのことについては別記事で紹介しているの、気になったら見てみてください!